こんにちは、ようげんです。
今回は話題沸騰中の「岡崎体育×bitfan」の件について、
経緯のまとめと、ステージの表側と裏側の両方で仕事している立場として思ったことを
書きます。
経緯
いろんな意味で話題になりつづけている(そして時々炎上している)岡崎体育さん。
(私は大好きですが
2/2に自身のファンクラブでの新サービス
を公表しました。
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内容はいろいろあるのですが
「”熱量”をカタチにしよう」というのがテーマで、
「ファンの”熱量”を計測し、それに応じてトークン(ポイント)を付与」
するというのが文字通りポイントです。
画像はオフィシャルファンクラブサイトより
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ポイントに応じてウォレットの種類(ランク)が変わるというのがキモで、
それに応じて様々なサービスが受けられるようです。
(「ライブ終演後の楽屋にご招待」など)
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ポイントに応じて会員ランクが変わる、というのは国内ではすでにウルフルズなどが導入していてさほど新しくは無いのですが、
Twitterで「指定ワード」をつぶやくと、それに応じてポイントが付与される
というのは面白いですね。
グッズやチケットを購入した時だけでなく、発言もポイント化される仕組みのようです。
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ところが、これが炎上してしまったようです。
批判された内容とその後は、岡崎体育さんの公式ブログに記載されてます。
(Twitterでは支持のコメントが多く批判はあまり見つかりませんでした、もう消しちゃったのかもしれませんが)
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なぜ炎上したのか
ここからは私の意見ですが、とても面白いサービスだと思いますが
ランクの分け方が露骨すぎた
のかなと。
上の画像の通り、ファンクラブの名前が
「Wallets(財布)」
な上に、ランク付けが
ワニ革の財布(最上ランク) ~ 塩ビの財布(最下ランク)
と、パッと見で露骨に差別されてる感。
(元々のファンから見ればこういうノリが面白くて支持してる人も多いと思いますが)
これが通販サイトとかでよくあるようなランクで
プラチナ会員 ~ ブロンズ会員
だったら、ここまで燃えなかったと思います。
それと、この辺の仕組みの詳細は書いてませんでしたが、
ポイントが減ってランクが下がった時はよりショックかもしれません(笑
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業界の実情
上に書いた通り、ポイントによって会員ランクを分けるのは
国内外でも導入しているアーティストはいます。
それと数年前からライブのvip席というのも増えて来ましたね。
内容はライブを最前もしくは特別席で見れたり、
直筆サイン入りグッズがもらえるものが多いようです。
価格は調べた中では2万~15万円くらいのものが多かったです。
本当に好きなアーティストだったらこれくらい出しても見たい!
という方が多いのか、割りと売れ行き好調のようです。
一時期業界の売上全体がガクッと下がったので、
それから各アーティストやメーカー、事務所サイドがあの手この手で
工夫をこらしてますね。
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ちなみに、YOSHIKIさんオリジナル・クレジットカードは1万ポイント貯めると
本人に会えるそうです。
(1000円につき1ポイントなので、1000万円)
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結論
ビバ差別!
…という言い方はものすごく怒られそうですが、
基本的なサービスは変えずに、オプションでファンが喜ぶような特典を付ける、
というのは両者にとって幸せになれるよい方法だと思います。
グッズやサービス、チケット価格を均一にした所で、結局転売屋が儲かるだけですからね。
それぞれのファンが無理なく出せる分だけ支援する、というのがお互いハッピーだと思います。
今回の件、本人がどこまで狙ったのかどうかは分かりませんが、
これで懲りずにドンドン突き抜けて言ってほしいと思います。
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