こんにちは、ようげんです。
今回は、自分の作った音源がリスナーさんから
「いい音ですね!」
と言ってもらえるような
“ワンランク上”の録音環境づくりと、その際に必要な心がけ(マインド)
について書きます。
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[もくじ]
・音に対する感性を育てよ
・クセのある再生機は危険
・百聞は一聴にしかず
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実は「オススメのDTMセット教えて!」と何件も要望があったので、最初は”◯万円でそろうオススメDTMセットはこれだ!”みたいな記事を書こうと思ってたのですが、
もうそれは他の人がしこたま書いてたのでやめました(笑
逆に、ワンランク上の機材を選ぶ時の基準となる考え方を書いてる記事は見なかったので、ここではその”マインド”について書きます。
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感性が育たないと何が”いい音”か分からない
自分の中で何をもって”いい音”とするか、つまり感性が育たないと、いつまでもメーカーと販売店の宣伝に踊らされます。
なんで、ワンランク上を目指すなら、最初にアップグレードする機材は”モニタースピーカー“です。
なぜなら、音の最終的な出口であるスピーカーがある程度しっかりバランス良く鳴るものでないと、何が良い音か分からないからです。
そして、出来れば制作者(ミキサー、アレンジャーなど)が作っている際に近い環境に近づけたい。
良いスピーカーに変えれば、この辺に関してとてもクリアに見えて(聞こえて)来るでしょう。
制作者の意図をリアル感じられれば最高ですね。
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クセのあるスピーカーやヘッドホンは危険
おかしなMIXになるだけでなく、耳を壊します。
実際、若くても耳がハイ落ち(高域の音が聞こえにくくなること)してる人も多いです。
耳がダメになればその後の音楽人生は台無しになります。
バランスの良い再生機をチョイスするのと、制作中にも適度に休憩を入れましょう。
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百聞は一”聴”にしかず
あえて言い切ってしまうと、ネット上の情報の9割はクソ情報だと思いましょう(広く浅く情報を仕入れることも大事ですが)。
選ぶ際には、実際に聞いてみるのが一番です。
方法の一例をあげると
・試聴できる楽器店に行く
・所有している知人に頼んで聞かせてもらう
・レコーディングスタジオを借りてエンジニアに話を聞く
これはオススメです。実際にスタジオに入れば、機材のことだけでなくいろいろと教えてくれるでしょう。
・サウンドハウス等の聴き比べサイト
どうしても忙しい…という人にはこれ。
さまざまなモニタースピーカーを”バーチャル試聴”できます
https://www.soundhouse.co.jp/material/studio_monitor/
まとめ
・音に対する感性を育てよ
・クセのある再生機は危険
・百聞は一聴にしかず
極端な話、iPhoneのスピーカーのみで再生されることのみを想定するなら、iPhoneで録ればいい。
しかし、作った音源はあらゆる環境で使われる(イヤホン、ヘッドホン、ラジカセ、カーオーディオ、ピュアオーディオ、はたまた市民ホールやクラブで再生されるかも)可能性を考えるのが、”ワンランク上”を目指す第一歩です。
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…しかし具体的にどの機材がいいのよ?と言われそうなんで(笑
この辺はまたの機会に書きたいと思います。
あと、部屋の防音とかもめっちゃ大事なんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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